『匂いの風景論 ―庭園における複合的感覚体験の分析―』

風景は五感で捉え、体験するものである、という著者独自の視点に基づき、風景体験における「匂い」の重要性について述べています。

内容は、著者の博士論文がそのまま刊行されたものです。 A5判、191頁。

<目次>
序章: 研究の背景および目的
第1章: 『源氏物語』における庭園の「匂い風景」
第2章: 桂離宮庭園における「匂い風景」
第3章: 茶の湯の空間における「匂い風景」
終章: 複合的感覚体験として受け継がれる「匂い風景」
  • 1,980円(税180円)